インプラントは、歯の根を支える「フィクスチャー」、人口歯と土台をつなぐ「アバットメント」、人工歯の「上部構造補綴物」といった3つの部位から構成されています。
フィクスチャー
フィクスチャーは、顎の骨と結合することにより歯根の役目を果たすチタン製の部品で作られています。太さは約4㎜、長さは約1㎝位です。生体親和性が非常に高いため、金属アレルギーの方も安心して治療を受けることができます。
アバットメント
アバットメントは、骨結合したフィクスチャーの上に取り付けられる部分で、セラミッククラウン塔の上部構造を支える役割を果たします。一般的にチタンやチタン合金が素材で使われていますが、審美性を重視した患者様に向けたセラミック製のものもあります。
上部構造補綴物
上部構造補綴物は、アバットメントに被せる補綴物であり、セラミックだけでできてあるオールセラミックスや内側に金属の裏打ちのあるメタルボンドといったセラミックや金属で作られています。