全身疾患をお持ちの方へ
全身疾患をお持ちの方へ

糖尿病 ・心臓病 ・肝臓疾患 ・高血圧症 ・その他(免疫疾患のある人や手術に耐えられない人など)の理由でお断りされる場合がありますが、当院では患者様のかかりつけの内科医と相談の上、許可が出ましたらインプラントを受けていただくことができます。

現在、持病をお持ちの方や、下記の内容に当てはまる方は、必ず担当医にその旨、詳細をお伝えください。
持病を持っている方でも、十分な対策をしておけば手術は十分に可能ですので、まずは気軽にご相談ください。

糖尿病

術前のコントロール基準値 1.血糖値(空腹時150mg/dl以上・最高値300mg/dl以下)
2.HbA1c7~8%以下 3.尿ケトン体(-) 4.重篤な合併症がない(腎不全・心血管病変など)

脳梗塞

血をサラサラにする薬をお飲みになっている場合が多いので、内科担当医と連携をとって安全にインプラントをすることが望まれます。

骨粗鬆症

骨粗鬆症は、腰・腕・カカトの骨などの骨密度および量的な減少を特徴とする疾患です。顎の骨にあまり関係性はないという研究結果があり、治療には全く影響はありません。

高血圧症

無痛鎮静法(点滴麻酔)を用いれば、手術をリラックスした状態で受けて頂くことが可能な為、緊張や恐怖心による血圧の上昇を抑制することが可能です。重度の場合主治医と連絡を取ります。

腎臓病

腎臓病の患者様は、感染に対して抵抗力が低下する場合がございますが、インプラントは殆どの場合治療が可能です。腎不全の方は内科主治医と相談を必要とする治療の場合がございます。

心臓病

狭心症・心筋梗塞・心臓弁膜症などで人口弁置換手術を受けた方、重症不整脈で体内型ペースメーカーを入れていらっしゃる方の場合には、内科主治医と綿密な連携をとる必要があります。

肝臓病

術後に内服していただく抗生剤により肝機能が低下する場合がございます。この場合のインプラントは、肝代謝性ではなく、腎排泄性の抗生剤を選択することによって治療を行うことが可能です。